隅の老人の事件簿
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し─J。。。。。
この状態が↓
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こうなる感じの1日でしたね。
(実際1度こうなった)
どうも~、はむです。今日は1冊本の紹介を。
僕は普段はそれほど本を読みませんが、休みの時にはまとめて読書します。今回は休みをほとんど取っていないので、ほとんど読めませんでしたが。
さて、いきなりですが、ミステリーの専門用語にアームチェアー・ディテクティブ(Armchair Detective)という言葉があります。探偵が一歩も部屋の外に出ずに推理だけで事件を解決して しまう事。
どこかで、聞いたことのある台詞だと思った方、正解です。古畑任三郎のオープニングで使われたものをそのままお借りしました。古畑任三郎ではこのあと、「それでいくと今回は、アームチェアー・マーダラー、一歩も犯行現場に踏み込むことなく、完全犯罪を成し遂げようとした男の話」と続きますが。
そんな前置きはここまでとして、今回の本はこちら↓
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隅の老人の事件簿 著者:バロネス・オルツィ |
知っている方もいるかと思います。僕は全く知りませんでした。著者名も知らず、あまり多くの本を出しているわけでもなく、表紙が目立つわけでもないので。ただ、ある筋から情報を入手したので購入しただけです。
以下、ネタバレを多少含みます。
本のタイトルにもある『隅の老人』はABCショップと呼ばれる店でいつもチーズケーキを食べ、ミルクを飲んでいるという極めて変わった老人です。『隅の老人』は警察が考えても解決できない事件を推理し(かといってそれを警察に教えるわけでもなく)、満足している老人です(←ちょっと偏見あり)。
チーズケーキとミルクの代金はどこから出しているんだろう?
本編に載っている13作品全てで『隅の老人』はその自分の推理を女性記者に話して聞かせています。警察がどうにもならない事件を極めて単純な論理で解き明かし、真実を明らかにする、という形で作品の多くは成り立っています。そう、13作品中12作は。
作品の内容は全編通して大体同じ。最初のうちはトリックの巧妙さにただただ感服していたが、途中から大体犯人は読めるようになってしまった。尤も、そのようにすることがバロネス・オルツィの策略だったのかもしれないが。
ただ、最後の1編、『隅の老人最後の事件』だけは他とは明らかに異なった作品であった。尤も、僕はこの作品が読みたいがためにこの本を読み進めたわけであるが。
他の12作品では女性記者が『隅の老人』と話をする時には、すでに『隅の老人』は極めて単純明快な論理で真理を見抜いているのである。あとは老人の話すストーリーが事件の闇を1つ1つ照らしていくのを見ていれば良いだけである。
最後の事件は明らかに違う。『隅の老人』は明らかに事件の謎を暴こうとしていない。事件の犯人を暴くのは不可能であると言っている。最初に『犯罪に謎というものはありえない―叡智のある人間がその解明に当たる限りは』と豪語しているにもかかわらずである。
終わり方は非常に面白いものであった、少なくとも犯人が暴かれて終わるという終わり方に比べればずっと。多少なりとも読者の推論に任せるところがあるが、凡そ思いつくところは同じであろう。
ふと思ったことがある。警察を混乱させ、捜査を攪乱させ、多くの探偵を悩ませ、遂には逃げおおせた犯人を暴くことのできるような探偵(漫画で例えるなら、金田一やバーロー)が本気で犯罪を考えたなら、どれほど鮮やかなものになるのか、と。また、それを解く人物は現れるのか、と。
そんな感じの本でした。興味ある方はどうぞ(言ってくれればいつでも貸します、もう読み終えたので)。
それでは(*^ー゚)/~~
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